学会長ブログはじめます。
学会長ブログができました。
今日からスタートです。
ドクターのみならず、一般の方にも分かり易い日記になるよう、心がけたいと思います。
すでに学会長としての仕事を書いたものがありますので、先にそちらから公開していくことにします。
学会長ブログができました。
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ドクターのみならず、一般の方にも分かり易い日記になるよう、心がけたいと思います。
すでに学会長としての仕事を書いたものがありますので、先にそちらから公開していくことにします。
この度、日本美容外科学会(JSAS)の会長に就任しました。日本美容外科学会というのは、日本中の美容外科医が所属している学術団体です。
日本美容外科学会は歴史的背景により、2つの団体があります。
一つは美容外科開業医を主体とした学会(JSAS)で、もう一つは大学形成外科を主体とした学会(JSAPS)です。私が会長に就任したのは、前者(JSAS)の方です。おおもとは美容外科の老舗である十仁病院なので、俗に十仁系学会とも呼ばれています。
一方のJSAPSは俗に大森系学会と呼ばれています。所属の違いはありますが、僕は大森系学会の所属医師にもたくさん知人がいて、普段から色々御指導いただいております。
同じ名前で団体が2つでは紛らわしいですし、僕は2つの団体が1つになることを希望しているのですが、色々な意見の方がいらっしゃるようで、もう少し時間がかかりそうです。
さて、私が会長を務めるのは、来年5月に東京で開催を予定している、第94回日本美容外科学会(学術集会)です。学会は1年に1~2回行われますが、94回目を数えるくらいですから、歴史は相当古いです。
歴代の会長は皆さん大御所揃いですので、私などはまだまだ若僧なのですが、平素より御指導いただいている高須クリニック院長の高須克弥先生のご指名により、会長に就任させていただくことになりました。私一人で学会の運営を取り仕切るのはとても無理なので、学会学術委員長として赤松隆先生(日本美容外科学会誌編集委員長、杏林大学医学部名誉教授)、学会企画委員長として高須克弥先生にご就任いただきました。
学会の会長というのは、簡単に言えば学会(学術集会)の総指揮をつとめるプロデューサーのような役職で、その上の社長のような存在は会頭です。会頭は十仁病院(十仁美容整形)院長の梅澤文彦先生です。
第94回日本美容外科学会に関わる情報は、このHPのほか、日本美容外科医師会ニュース、日本美容外科学会誌などでお知らせして行く予定です。
会頭の梅澤先生から頂戴した、会長の委嘱状です。
学会は大学病院勤務当時から現在に至るまで毎年出席していますが、今までの学会は表側だけから見てきました。
案内によって開催日や会場を知り、プログラムは配布されたものを見て知り、参加するといっても自分個人の演題を発表するだけ、あるいは他人の発表を聞いたり質問したりするだけです。
過去に学会の座長(司会者のようなもの)を担当したことがありますが、結局のところ、会長や事務局の指示に沿って、当日の流れの一部を仕切るだけで、全体を把握する必要はありません。
またシンポジスト・パネリスト(シンポジウム・パネルディスカッションで講演する人)になったことも数回ありますが、基本的に当日発表したり質問に答えたりするだけで、学会運営には関係ありません。
研修医の頃、自分が所属していた大学医局の教授が会長として大きな学会を主催したことがあり、その時は学会の運営側から学会を見る機会がありましたが、所詮研修医の身分ですから、上司に言われた雑務を機械的にこなすだけで、全く主体性がありませんでした。
ところがこの度は僕が学会長です。もちろん大学教授が会長をやる大きな学会とは規模が全然違いますが、形態としては似たようなものです。
学会長は色々な雑務があります。
大学病院の教授や、大きなクリニックの院長なら、医局の部下(医師)や敏腕秘書が代行してくれることも多いかもしれませんが、残念ながら当院はそのどちらにも該当しませんので、今のところ、ほとんど僕個人で仕事を進めています。これまで通り診療もしながら、並行して学会長の雑務もこなさなければならないので、結構大変です。
ただ力になってくれる人がいて、一番頼りにしているのは、日本美容外科学会事務局に長年勤務されている田口さんです。彼は何度も学会の運営を経験している生き字引のような存在ですので、とても頼りになります。僕にとって学会長の仕事なんてとにかくはじめてづくしですので、田口さん無しでは、全く事を進めることが出来ません。時々会って打ち合わせもしますが、メールや電話でやり取りすることが多く、ほとんど毎日のようにメールや電話で打ち合わせをしています。
そんな感じで、僕の学会長としての役割が最近スタートしたばかりです。任期は来年5月の学会当日まで。
今後はこのブログを通じて、折に触れ学会長の仕事の一部をご紹介していきたいと思います。
学会長として、まず最初にやる重要な仕事は、会場と日時を決定することです。
例年5月の土日の両日あるいはいずれかに開催しているので、事務局と協議の上、5(~6)月の週末に絞って会場探しを始めました。
規模としては数百人が集まる会合ですので、大きなコンベンションホールか、大きなホテルの宴会場などから会場を選ぶことになります。色々検討した結果、今回の学会では100坪程度の会場が3つ必要という結論に至りました。
東京は無数にホテルがありますが、この規模の宴会場を持っているホテルとなると限定されます。また、都内や東京近県には大きなコンベンションホールがいくつかありますが、中には3ヶ月前くらいでないと正式に予約できないホールもあり、それでは学会員に事前に告知できないので、候補から外すしかありません。
また、5~6月は婚礼シーズンなので、週末にホテル宴会場で学会を行う場合、婚礼と重なる場合があります。ホテルを貸しきりにするなら話は別ですが、そうでない場合、学会と婚礼が隣り合わせでは、双方困る事態も予想されるので、そういった会場は選べません。
一般的には、学会は会長の地元(僕の場合は銀座ですので、東京都内~近県)で開催することが多いですが、中には思い切って地方都市で開催することもあります。例えば沖縄とか、北海道とか、軽井沢とか、最近知事が人気の宮崎とか、東京からでは遠くても、あえて行ってみたいと思うような場所で開催するという手もあります。かつて僕が大学病院に勤務していたころ、日本の学会長が主催するリウマチの国際学会で発表した経験がありますが、この時は、バリ島の大きなリゾートホテルで開催されました。
今回は僕の個人クリニックの主催ですので、さすがに海外までは無理ですが、東京都内、東京近県、国内のリゾート地を候補地とし、そこから目ぼしい会場を探して、空き状況と、会場費を調査することから開始しました。
この作業はとても僕一人では無理なので、学会事務局や、学会運営を代行する会社などの協力を得てリストを作りました。
地方リゾート地もいくつか候補があがり、東京開催と比べて、内容の割りに費用が安いメリットもあり、だいぶ悩みましたが、学会の重要な企画であり収入源でもある企業展示(これはまた後日のブログで触れます。)の集まりが悪くなる可能性もあり、最終的には地元開催の利を考えて、東京都内~近県のコンベンションホールから選択することにしました。
リストができたところで、実際の会場の広さ、会場費見積もり、交通の便などから6会場に絞込み、あとは直接会場を下見して決めるということになりました。
たった6会場ですが、診療の合間に見学に行くとなると、結局半日休診を作ったり、もともとの休みの日を学会の仕事に当てたりすることになりますので、結構大変でした。それでも何とか予定していたすべての会場の下見ができたのは、いつも事務局の田口さんが同行してくれて、いつも適切なアドバイスをくれたからだと思っています。
さて、実際下見に行くと、色々な問題にぶちあたります。
予算が限りなくあれば会場も贅沢できて悩むこともないのですが、学会の収入源は限られています。(これはまた後日のブログで触れます。)ですから、赤字を出さないようにするためには、常に予算を意識して会場探しをしなければなりません。しかし予算を値切りすぎて不便な場所で開催したり、ショボイ学会にしたりしたら、魅力が減って参加人数にも影響するかもしれません。
また会場が確保できるとはいっても、3会場が同じフロアや建物でないと会場間の移動が面倒ですし、参加者の流動性が滞り、活気ある学会とは言えません。
予算内で立地も良かったが、会場のフロアが複数階に分かれるためにあきらめた会場もありました。また、当初の見積もりは予算内だったが、実際に下見してみたら婚礼宴会と隣り合わせになる可能性が高いために、フロアーごと貸切のプランにしたら予算がオーバーしてしまい、あきらめざるを得ない会場もありました。
そんなこんなで、最終的に2つの候補まで絞り込みました。
今日はここまで、続きは次回のブログにて。
学会長として、会場を探すと同時にしておかなければならないことがありました。
それは、学会の主な企画を練る作業です。なぜなら、企画内容や講演者の人数によって、適切な会場の広さや数、会期(1日開催とするか、2日開催とするか、など)を設定しなければならないからです。
企画を考えるのは勝手ですが、現実的に企画に沿って講演する人が確保できなければ学会は成り立ちません。それを先読みして、適切な会場を押さえなければならないのです。なにせ大きな会場となると数も限りがありますし、日程も限定されていますから、早く予約しないと会場が埋まってしまいます。
学会場を決めるというのは、こういう難しさもあります。
さて医学系の学会(学術集会)ですが、多くの場合スクール形式といって、広い宴会場のようなホールに長机と椅子をたくさん並べて聴衆が座り、発表者(演者といいます)は会場の前のほうに立ち、時には壇上に上がって講演します。会場前に大きなスクリーンを掲げて、スライドやビデオなどを見せながら講演するスタイルです。
会場の前には演者のほかに座長(講演の司会者)が座り、予定時間に沿って講演や討論が進むように仕切ります。
企画としては下記のようなものを行う場合が多いです。
・特別講演・・・学会で特に講演をしてもらいたい有名な先生に講演を依頼する企画。
・教育講演・・・特別講演に準じた先生が講演するが、学会員にとってより実践的に役立つ内容の講演である場合が多い。
・招待講演・・・海外から有名な先生を招待して、あるいは専門外の分野から有名な先生を招待して、講演してもらう企画。
・会長講演・・・学会長自体が講演をする。
・シンポジウム・・・あるテーマに関して詳しい(経験豊富な)先生を5人程度集めて、それぞれに講演してもらい、それをもとに講演者同士や、会場の聴衆が討論(質疑応答)をする企画。講演担当者をシンポジストという。
・パネルディスカッション・・・シンポジウムに類似した形式。講演担当者をパネリストという。
・ワークショップ・・・特定の治療方法を詳しく説明したり、実際に聴衆の前でモニター治療を行って見せたり、時には聴衆がモニター治療に加わったりする体験型企画。
・ライブサージェリー・・・特定の手術に精通した医師が手術する様子を、手術室内で見学できるようにしたり、ライブ映像で別室で見たりしながら、時に討論する企画。
・セミナー(モーニングセミナー、ランチョンセミナー、イブニングセミナーなど)・・・関連企業がスポンサーとなり、お弁当や軽食などを食べながら、スポンサー企業のPRをかねた講演を聞く企画。
・一般演題・・・学会員が個人的に申し込み、講演する企画。
・ポスター展示・・・発表したい内容を1枚のポスターのような大きな紙にまとめ、ボードに掲示する形式。
こういった企画の一部、あるいは全部を取り入れて、参加者に、時には講演者として、あるいは聴衆として参加してもらうのです。
こうして参加者は1日~数日程度の会期の学会に参加して、多くの情報を収集したり、自分の意見を述べたりするわけです。
さて自分なりに色々企画を考えた結果、今回の学会では、特別講演1~2本、招待講演1~2本、教育講演2~3本、シンポジウム(パネルディスカッション)2~3本、セミナー3本、そして会長講演と一般演題、という枠組みで準備をすすめることになりました。
盛りだくさんの企画ですが、参加者が短期間で色々な情報を得ることが出来るようにと、各先生の公演時間をやや短めにお願いすることにして、会期は1日で、交通の便が良い東京都内で開催することに方針をまとめ、ようやく会場を決定しました。
もちろん決めたからには企画を成立させなければなりません。いよいよ企画講演の演者先生に交渉開始です。
日本美容外科学会(JSAS)の関連組織に、日本美容外科医師会という団体があります。
構成するメンバーはほぼ同じですが、前者が学術的なカラーの団体であるのに対して、後者は美容外科医師の組合のような団体です。美容医療共済(医師がかける保険のようなもの)を取り扱ったり、定期的に会員向けの情報誌(美容外科医師会ニュース)を発行したりしています。
日本美容外科医師会には複数の理事がいて、定期的に理事会を開催しています。日本美容外科医師会理事の先生は、日本美容外科学会の学会長経験者も含む、ベテラン医師揃いですので、この度僕が学会長を担当するにあたり、日本美容外科医師会理事の先生には色々御指導いただきたいと思っています(僕は理事ではありません)。
そこで、9月に開催された美容外科医師会理事会に出席して、学会長に就任した挨拶と、学会の準備状況を報告してきました。理事の中には、すでに面識がある先生や、美容外科学会誌の編集会議でいつもお世話になっている先生方もいらっしゃいますが、中には今までお話をしたことがない先生もいらして、全員の前で挨拶した時はかなり緊張しました。
理事会の終了後は、理事のお一人でもある高須克弥先生のおごりで、ホテルのラウンジで他の理事らとご一緒させていただき談笑してきました。幸い医師会理事の先生方はご理解ある先生ばかりで一安心です。
学会は数百人単位の集まりですので、僕一人の力で出来ることは限られています。経験豊富な諸先生のご理解とご協力があって、はじめて事が前進します。今回学会長を担当させていただいて、そういうことも勉強する機会に恵まれたと思っています。
来年5月の学会に向けて多方面で準備を進めているところですが、学会でメインとなるいくつかの企画で講演や座長を担当していただける先生方とお礼かたがた、ご一緒にお食事をさせていただく機会が増えました。
先日は東海大学教授の谷野隆三郎先生を囲んで、お世話になっている先生方とお食事をしてきました。この日は新宿のパークハイアットの中にある日本料理のお店に行きましたが、とてもスタイリィッシュな内装で、夜景も素敵なお店でした。
同席した先生は、谷野先生のほか、前香川大学形成外科教授で現在は新宿アイランドタワークリニックの院長をされている井川先生、僕の大学同級生で同じくアイランドタワークリニックに勤務している音田先生、前杏林大学形成外科助教授で現在は池袋で美容外科を開業されている久保田潤一郎先生です。
谷野先生は形成外科、美容外科の両分野に精通した、まさにゴッドハンドのスーパードクターですが、来年の学会の特別講演でお話をしていただけることになっています。
前列左が谷野先生、右が久保田先生、後列左から音田先生、私、井川先生です。
ちょっと大袈裟かもしれませんが、先日、わが国の美容外科をリードしている美容外科医が銀座に集結しました。
メンバーをご紹介します。極めつけばかりで順番が付けられないので、五十音順に。
まずは鎌倉達郎先生。全国主要都市に分院を展開している聖心美容外科を統括する院長です。多くのドクターを抱え、脂肪吸引や再生医療分野で活躍していらっしゃいます。
次は広比利次先生。東大形成外科のご出身の学究で、顔面の骨形成やフェイスリフト、鼻の形成術などがご専門です。ハイクオリティなイメージのリッツ美容外科の院長をしていらっしゃる方です。
次は福井卓也先生。愛媛県松山市でさくらクリニックを開業されているベテラン美容外科医で、昨年の美容外科学会長でもあります。地方開催の学会を大成功させた立役者で、目鼻の形成術を得意にされていらっしゃいます。
次は福田慶三先生。アメリカのメイヨークリニックでも修行した経歴を持つ国際派ドクターです。オールマイティーな先生ですが、特に東洋人顔を西洋人顔に整形するなど、大胆な手術を得意にされていらっしゃいます。銀座ヴェリテクリニックの院長で、最近はTVにもよく出演されています。
次は保志名勝先生。おそらく日本で一番セレブの患者が多いカリスマドクターです。長らく十仁病院に勤務され、現在は銀座ノエルクリニックの院長をしていらっしゃいます。ご専門は目の形成術です。
次は真崎信行先生。美川憲一のCMでおなじみの共立美容外科を創設したドクターです。脂肪吸引がご専門で、脂肪吸引の時に使用するスキンプロテクターの開発者でもあります。最近、共立美容外科を辞められて代官山で真崎医院を開業されました。
そして僕です。
実はたまたまこのメンバーで飲み会をやろうという話が最近持ち上がリ、先日実現したのですが、このメンバー全てが、来年5月の僕が会長をする美容外科学会で、座長や招待演者として登場してくださる先生方なのです。まさに選り抜きのベストメンバーです。
飲み会は銀座でやりましょう、ということになり、僕が幹事をやらせていただいたのですが、保志名先生のご好意によりノエル銀座クリニックに集合し、クリニックを内覧させていただき、その後同じビルにあるお店で一緒に食事をしました。
ノエル銀座クリニックのエントランスです。ゴージャス感が漂っていました。
写真左から、真崎先生、鎌倉先生、広比先生、福田先生、保志名先生、福井先生、そして僕です。
一次会の様子。皆さんそれなりの境地を確立されたベテランドクターで、経験豊富な上にそれぞれ明確なポリシーを持っていますから、食事中も、そして食事が終ってからも閉店時間までハイレベルな美容外科談義に花が咲き、さながら学会の討論のようでした。
保志名先生は残念ながらご用事のため一次会でお帰りになりましたが、美容外科談義は2次会までもつれ込み、ハイテンションなバトルトークが続きます。論戦が大好きな集まりです。論戦と言っても仲が悪いとかいうのは全くありません。美容外科に対してみんな真剣なので、意見がぶつかり合うのです。
みんな良い意味でのライバルであリ、友人ですから、心から楽しんでいるのが分かりました。
本当に素晴らしい集まりで、この先生方が揃って来ていただける学会なら、必ず成功すると確信できました。
第5回東方美容外科学会(日、中、韓の3ヶ国を中心としたアジア地区の国際美容外科学会)に出席するために、10月5日~7日にソウルに行ってきました。
丁度同じ時期に、北海道でJSAPS(形成外科学会系の日本美容外科学会)が開催されていて、プログラムが非常に素晴らしかったので、そちらにも行きたかったのですが、来年のJSAS(美容外科開業医系の日本美容外科学会)の会長としてのご挨拶をするという重要な目的があったので、韓国に行ってきました。
学会は10月6~7日の2日間でしたが、5日の夜に、各国VIPによる懇親会がありましたので、そちらに出席するため、日本側の代表として梅澤先生(JSAS理事長)や赤松先生(美容外科学会誌編集委員長)、高須先生(高須クリニック院長)、山子先生(神奈川クリニック院長)、田口さん(JSAS事務局長)らとご一緒させていただき、5日からソウル入りしました。
羽田空港からソウルのキンポ空港までは飛行時間が3時間のほどで、海外とはいえ国内旅行ほどの移動時間でした。しかしキンポ空港からソウル市中心部までは電車でのアクセスが良くないため、ソウル市内までは車で移動しましたが、金曜日の夕方は渋滞で混むらしく、普段なら1時間弱の移動距離のところ、2時間半もかかってしまい、結果的にせっかくの懇親会にも遅刻してしまい、申し訳ないことをしました。
懇親会は韓国宮廷料理のお店で行われました。韓国料理というとキムチに焼肉に石焼ビビンバというイメージでしたが、お料理はお上品であっさりしたものが多かったです。出席者はざっと総勢30人くらい。やはりアジアが中心だけあって、みな日本人と顔がほとんど同じでしたが、遠くの席にはヨーロッパやオーストラリアからいらした白人ドクターも数名いらっしゃいました。
各国のVIPの先生方とご挨拶、名刺交換などをさせていただき、楽しいひと時を過ごすことができました。
JSAS理事長の梅澤先生と学会誌編集委員長の赤松先生
梅澤先生と中国美容外科学会長と一緒に
韓、中、日のVIP(学会理事長や学会長)の先生方と一緒に
前回のブログでも触れましたが、10月上旬に韓国で開催された第5回東方美容外科学会(日、中、韓の3ヵ国を中心としたアジアの国際美容外科学会)に出席してきました。数回に分けて、そのご報告をしていきます。
まず、医師の学会とはどのような場所で、どのように行われているのか、写真で簡単にご案内します。
基本的には、コンベンションホール(会議、イベントなどを開くための大きな施設、東京では有楽町にある東京国際フォーラムなどが有名)や大きなホテルの宴会場を1日~数日借りて、様々な形式で医師が発表し、発表に対して、司会者(座長)や演者(発表者)、そしてフロアー(聴衆)の間で討論します。進行上、あらかじめタイムテーブルが決められており(例えば発表が一人あたり10分間、その後に討論が5分間など)、司会者(座長)の指示にしたがって会が進行していきます。発表は公募のものもあれば、学会のメインイベントとして会長が指名あるいは招待した演者が、特別講演や教育講演、パネルディスカッションといった形で、長い時間枠を取って講演や討論を行うものもあります。
学会の規模や発表数などによって、一つあるいは複数の会場(会議室)でこうした発表が終日行われます。聴取として参加した人は、各会場でのプログラム(タイムスケジュール)を見ながら、自分が聞きたい発表が行われている会場を移動して回ります。
こちらは第5回東方美容外科学会の開催された会場、COEXインターコンチネンタルというコンベンションホールです。
学会の看板です。第5回東方美容外科学会の看板と、同時に行われた眼瞼形成術のシンポジウムの看板。
こちらは会場に飾られていたお祝いのお花。漢字で書かれているところがアジアっぽいですね。
学会の発表風景です。多くの場合、ステージの両端に座長(司会者)と演者(発表者)が位置して、中央のスクリーンに画像や映像を映しながら発表していきます。パネルディスカッションやシンポジウムだと、5~6名の演者がまとめてステージに座って、発表と討論を行う場合が多いです。国際学会だと、英語で発表、討論する場合が多いです。
こちらは学会場で同時開催されていたスポンサー企業の展示です。大きな会議場を貸切にして学会を開くと、参加者の会費だけでは運営できないので、多くの場合、関連企業にスポンサーとして参加していただきます。写真のように会場内にブースを設置して、数多くの医師が集まる場で各企業が主力商品のPRができるようにしてあります。
手術器具の展示販売です。こちらは脂肪吸引や脂肪注入のカニューレです。僕も何本か購入してきました。
医学書の販売なども行われます。韓国で開催ですので、当然ですが韓国語の医学書も沢山置いてありました。
前回、前々回のブログでも触れましたが、10月上旬に韓国で開催された第5回東方美容外科学会(日、中、韓の3ヵ国を中心としたアジアの国際美容外科学会)に出席してきました。
アジア地区の美容外科医が数多く集まる機会ですので、この場を借りて来年開催の日本美容外科学会のPRをしてきました。
韓国美容外科学会会長の林先生には海外招待講演の演者として、韓国美容外科学会理事長の朴先生には座長として、来年の日本の学会に参加していただけることが内定しました。
こちらは学会のオープニングセレモニーで、アジア諸国の美容外科学会の代表がステージ上で挨拶した時の写真です。

こちらは僕が挨拶しているところ。苦手な英語でスピーチしたので緊張しました。

十仁病院の梅澤先生や高須クリニックの高須先生、神奈川クリニックの山子先生、杏林大学名誉教授の赤松先生、中韓のVIPとご一緒した写真です。
ここからは夜の懇親会の様子です。
名古屋美容外科の平田先生、ノエル銀座クリニックの保志名先生、さくらクリニックの福井先生、アネシス美容外科の水野先生と同院の女性スタッフとご一緒しました。
以前のブログで、日本の美容外科学会は、その成り立ちから、在野の美容外科開業医が創設した日本美容学会(JSAS)と、大学病院形成外科から派生した美容外科学会(JSAPS)の2つに分かれており、それぞれの主張の違いなどの理由で別々に活動していることを申し上げました。
私はJSASの所属で、この度JSAS開催の学術集会の会長をつとめるに至ったわけですが、私個人はJSAS会員の先生方は当然として、JSAPS会員の先生方とも以前から交流を持っており、同じ職場で仕事をした経験もあります。またこれらとは別に日本形成外科学会という学会もあって、私はその会員ですし、日本形成外科学会の学術集会の場では、JSASの会員の先生とJSAPSの会員の先生が各々発表していたり、議論したりする場面もあります。
しかし美容外科学会の所属学会や学術集会となると別々になってしまうのがこれまでの実情です。
私がJSASの全責任者ではありませんので、全てを動かすということは不可能ですが、この度縁あって学会長を担当させていただくにあたり、こういった会派の相違を撤廃して、同一の学術集会で発表したり、討論したりする機会を是が非でも作りたいと考えました。私の独りよがりの小さな一歩に過ぎないかもしれませんが、こうした小さなことの積み重ねによって、少しづつでも相互の意見や立場の相違を埋め合わせていくことができないものかと考えています。
こうした経緯で、学会長にご指名いただいて以来、JSAPS会員の先生の幾人かにご相談申し上げ、ご理解いただけた先生方に講演やパネリスト、座長をお願いするに至りました。私がご相談申し上げたJSAPSの先生方は、私の意向を大変好意的にご理解下さり、本当に感謝しております。
まだ最終形ではありませんが、94回美容外科学会の主要プログラム(企画演題)の大筋が決まり、学会ホームページでも公開いたしました。お陰さまで大変中身の濃い講演やパネルディスカッションが実現しそうで、いまから当日を楽しみにしています。
あとは主要プログラム(企画演題)の一部追加部分と、一般演題(一般の申込による発表)です。
一般演題もJSASの枠に止まることなく、広く募集しております。
そして学会当日のご参加も、もちろんJSASの枠に止まることなく、広く広く参加を募っております。美容医療に関心のある医師ならびにその同伴者(パラメディカルなど)なら、所属学会や専門診療かに関係なくご参加できます。
お申込を心からお待ち申し上げております。
さて、話が長くなりましたが、数日前に、学会で講演をお願いしているJSAPSの先生を中心に、一部JSAS会員の先生も交えて、懇親会を開催いたしました。その時の様子をご報告いたします。
右から谷野隆三郎先生(東海大学東京病院形成外科教授)、与座聡先生(百人町アルファクリニック院長)、百澤明先生(埼玉医科大学総合医療センター形成外科)
左から中嶋英雄先生(慶応大学形成外科准教授)、菅原康志先生(自治医科大学形成外科教授)、コムロ美容外科の江原先生と昭和大学形成外科の草野先生
右から三苫葉子先生(クリニック日比谷ソフィア院院長)、高橋金男先生(ドクターゴールドマンクリニック院長)、広比利次先生(リッツ美容外科東京院院長)
右から福田慶三先生(ヴェリテクリニック銀座院院長)、木村知史先生(ヤスミクリニック院長)、高橋範夫先生(埼玉医科大学形成外科)、帝京大学形成外科の草野先生
右から与座聡先生(百人町アルファクリニック院長)、百澤明先生(埼玉医科大学総合医療センター形成外科)、私
みんな揃って
福田先生、広比先生、三苫先生、高橋金男先生と私の5人で、2次会の様子です。
先日、韓国のTV番組の取材を受けました。
TV番組の取材が学会長の仕事というわけではないのですが、先日韓国の美容外科学会に学会長として出席してきたことから、韓国のTV局が当院に取材に来たという経緯です。
取材された内容は美容外科学会にはあまり関係なく、日本人と韓国人の美に対する意識の違いとか、最近の日本の美容整形の風潮とかいう感じの内容に対するコメントを求めるものでした。
韓国のTVスタッフによれば、例えば日本で最も多く行われている美容外科手術でもある二重瞼の手術は、韓国では当たり前すぎて、美容整形の部類にも入らないのだとか。自分が美容手術を受けることも隠さずオープンにする人も珍しくないそうです。お国柄の違いでしょうか。日本の実情とはだいぶ違います。
確かに私がこれまで担当させていただいたことがある韓国人の患者様は、手術結果にこだわることはあっても、周囲に気づかれないように、腫れが少ない控えめの手術を受けたいということを強く要望する方はほとんどいらっしゃらなかったように思います。
欧米でも若返り手術を含む美容手術を受けることは、秘匿しなければならないことと言うよりもむしろステイタスという感覚の方が勝っていると聞きます。
美容整形をする、あるいは若返りのために美容外科での手術を受けるということが、日本でももっとオープンに語れる日が来れば良いのにと思っていますが、やはり国民性のためか、現状ではなかなか難しいようです。それでも僕が美容外科医になった頃(十数年前)と比べたら、美容外科もかなり一般化してきているとは思いますが。
実は今回の取材にあたり、韓国のTV局側は僕のコメントだけではなくTV出演できるモニター患者が必要だというので、そもそもTVモニターを募集していない当院では取材は無理だと話をしたのですが、最終的に美容手術を経験したことがある当院のスタッフがTVモニターとして取材を受けてくれることになりました。
ちなみに放映は韓国国内だけだそうです。
取材中の様子です。
ホームページではすでに学会概要の告知と参加募集、演題募集をはじめておりますが、それだけでは学会会員のドクター全員に知っていただくのは不可能です。やはり同時に郵送物でも案内する必要があります。
そこで現在学会案内状を準備しています。近日中に出来上がるので、今月中にはファーストアナウンスメント(1回目の案内状)を発送できる見込みです。
前回のブログで、日本美容外科学会が2つ(JSAS,JSAPS)あり、学術会議の場も別々であることを申し上げました。そしてこれまでは、JSAS学会の開催についてJSAS会員以外にお知らしたことはあまり多くなかったようです。ですが今回はプログラムを見ても分かるように、JSASの学会ではありますが、JSAPS所属の先生にパネルや特別講演、教育講演、座長などを数多くお願いしました。ですから、今回はJSASのみならず、JSAPS会員の先生、また各都道府県の主要機関病院の形成外科の先生宛に、学会のご案内を郵送させていただくことを考えています。
この案内状には、学会の概要、主なプログラム、学会参加申込、一般演題申込、宿泊申込(学会参加者は割引料金でホテル宿泊が出来るのですが、そのご案内)が含まれます。
一人でも多くの方々に関心を持っていただき、この学会にご参加いただければ幸甚に存じます。
第94回日本美容外科学会御挨拶

財団法人 日本美容医学研究会 理事長
日本美容外科学会 会頭
梅澤 文彦
昨年は愛媛県松山市での第92回日本美容外科学会の開催、韓国ソウル市での第93回日本美容外科学会の開催と首都圏から離れての開催でした。今回久しぶりの都内での開催となります第94回日本美容外科学会には是非とも参加して頂きたいと思っております。
近代医学は20世紀に於いて、難病の数々の治療を可能にしてきました。21世紀になり、社会の発展に伴い医学も、長寿のみならず健康で良質な生活に貢献する医学へと変容してまいりました。 世界の高齢化が更に進み、人々はQ.O.L.(quality of life)を考えるようになりました。その一環として多くの人々の美しさへの関心も強まり、美容外科の繁栄を促しました。医学は治療医学から、予防医学へ、さらには幸福医学へと進歩していきます。そこで美容外科は、基礎医学、臨床医学、東洋医学、DNA医学、生殖医学、即ち総ての医学・科学の分野の総合力で発展、進歩するものであります。このような時代、国籍や学歴、派閥などに惑わされず、美容医学の発展のためにお互い力を合わせて頑張っていきましょう。この学会を通じ、各国の諸先生との友情の交流をこの機会に築き上げる事が出来ます事を、また、これからも各国の美容医学に貢献できる場にしたいと思います。
良い医学とは、「患者にとって何が最善か」を熟慮し、医の倫理にしたがって「学問的医療」に努めることだと思います。
美容医学に関心をお持ちの先生方には積極的にご参加頂きますようお願い申し上げます。
第94回日本美容外科学会御挨拶

第94回日本美容外科学会学術委員長
日本美容外科学会雑誌編集委員長
杏林大学客員教授
赤松 隆
このたび水谷和則先生の学会長の下で春季の学会が開催されますことを心よりお喜びを申し上げ、その御成功を祈願いたします。
水谷先生は私ども日本美容外科学会雑誌編集委員のお一人として長年にわたり学会雑誌の発行に多大の貢献を為されて参りました。又、多くの機会に学会発表や雑誌への投稿も頂いておりまして、編集長の立場より深く感謝申し上げる次第で御座います。
学会の企画内容も全くup-to-dateの斬新な部分を多く計画されておりまして、参加をご予定の会員の先生方にとりましても誠に有意義な学会の展開になるであろう事を固く信じております。是非会員のみならず美容医学・美容外科をご専攻の先生方を多くお誘いいただき、御参画の上、業績のご発表の機会を頂き、学会を盛り上げていただきたいと存じております。
又、ご発表の内容に関しましては、学会雑誌への投稿としていただきますれば、編集委員会で検討の上、掲載の方向に持って行きたいと考えておりますので、この部分でもご協力をいただければ幸いです。何卒宜しく御願い申し上げます。