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2008年06月22日

学会のこと その3

今、日本美容外科医師会の会員向け新聞の記事を書き上げました。その全文は長すぎるので、抜粋をご紹介します。


第94回日本美容外科学会を終えて

第94回日本美容外科学会会長 水谷和則
(銀座みゆき通り美容外科院長)

 5月11日、第94回日本美容外科学会が、無事、盛会のうちに終了しました。
 昨年7月に学会長に選任されてから、あっという間の10ヶ月でしたが、この間、本当に色々貴重な経験をさせていただきました。学会長にご推薦いただきました、梅澤文彦先生、赤松隆先生、高須克弥先生、山口明志先生に、紙面をお借りして心より御礼申し上げます。また、至らない私を実務の面で終始サポートしてくださった学会事務局の田口順一郎さんにも本当に感謝しています。
 さて、本学会のテーマは “Having Professional Spirits as Beauty Creator”でしたが、それに相応しい各分野のリーディングドクター、珠玉の演題が数多く集まった学会でした。特別講演や教育講演、パネルディスカッションについては私から各演者に依頼して講演に至りましたが、一般演題のエントリーも例年に増して多く質も高かったことが、今回の学会の盛会を象徴していたと思います。海外招待講演は、韓国と中国より素晴らしい先生を招待することができ、その結果、韓国中国からも合計50名近い学会参加者がありました。
 企業協賛によるセミナーも4社エントリーがあり、全て採用させていただきましたが、どのセミナーも時流に即した興味深い内容でした。また商業展示も当初目標とした40社に対して、50社以上の参加があり、学会場がより華やかで活気ある雰囲気になりました。
 そして、こうした全ての要素が重なった結果、500名近い学会参加者に恵まれ、まさに学会長冥利に尽きる学会であったと感じています。

                       ~中略~

 さて、今回の学会では、学会終了後の懇親会にもこだわりました。先にも何度か述べましたが、私は以前より日本美容外科学会が2つに分かれ続けるメリットはないと思っておりましたので、この機会にもうひとつの美容外科学会(JSAPS)の諸先生に、こちらの学会(JSAS)を是非見て、少しでも理解していただきたいと思いましたし、逆に私たちも理解するために交流の場を持つべきだと思っていました。そこで第94回学会に先立ち、何度か少人数の交流会を催し、ご理解いただけた先生方のお陰で素晴らしい演題が揃い、JSASとJSAPSのリーディングドクターの共演が実現しました。そして、それをJSASの会員、日本美容外科医師会会員に告知するだけではもったいないと思いましたので、JSAPSの全会員や日本形成外科学会の全国各地の認定施設に告知しました。その結果、JSAS、JSAPS、日本形成外科学会員、その他様々な所属の先生が多数一同に介する機会ができたわけです。そういった貴重な機会でしたから、学術会議の場としてだけではなく、交流会としての場を整えるのは学会長の重要な役割だと思っていました。
 懇親会を行うにあたり、一人でも多くの先生に、気持ちよく交流を持っていただくために、まず会場の広さ、そして講演終了後にお待たせせず速やかに開催することにこだわりました。会場レイアウトの関係で、広い懇親会会場を確保するためには、2部屋並列の学会場の一方を、懇親会の準備のために1時間前には一旦クローズしなければならない事情がありました。また講演終了後に即、懇親会をはじめるには、この1時間のクローズ時間内に全ての準備を整える必要がありましたので、最後の演題の学会長講演の頃は、隣の懇親会会場の準備はさぞかし大変だったと思います。当日裏方を担当てくれた、学会事務局や会場ホテルの全スタッフに、心から感謝しています。また学会自体も、とかく演題数が多いと時間通りに進まずに予定より遅れることが珍しくありませんが、この度の学会では、演者先生のご協力と座長先生の名采配によってタイムスケジュール通りに進行し、懇親会も予定時間に開始できたことは特筆すべき点であったと思います。皆様、本当にありがとうございました。 
 懇親会では、日本美容外科学会会頭の梅澤先生による感謝状贈呈のほか、大韓美容外科学会理事長の朴萬龍先生と東海大学付属東京病院形成外科教授の谷野隆三郎先生に来賓祝辞、日本美容外科学会理事で本学会の企画委員長である高須克弥先生に乾杯のご発声、日本美容外科学会誌編集委員長で本学会の学術委員長である赤松隆先生に閉会のご挨拶と三本締めを、それぞれお願いいたしました。その中でも特に、谷野先生と高須先生の両先生より、我々美容医療に携わる医師と患者のために、いつまでも美容外科学会が2つに分かれているべきではないといった趣旨のお話を頂戴できたことは、非常に意義深い出来事であったと思っています。

                      ~後略~

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日本美容外科学会会頭の梅澤文彦先生から、学会長を務めたことに対しての感謝状を頂戴いたしました。

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学会長挨拶                   来賓祝辞 谷野隆三郎先生

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乾杯の発声 高須克弥先生         閉会の挨拶、三本締め 赤松隆先生

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梅澤先生、PARK先生(大韓美容外科学会理事長)と。

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JUNG先生(大韓美容外科学会会長)、LIM先生(大韓美容外科学会名誉会長)、谷野先生、赤松先生、戦先生(中国からの招待講演者)らと。

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市田正成先生(岐阜 市田クリニック院長)、谷野先生らと。

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懇親会参加者で記念撮影。

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田口順一郎さんはじめ学会事務局スタッフと。

投稿者 gakkai : 21:25 | コメント (0)

2008年05月27日

胡蝶蘭

先日の美容外科学会で特別講演をしていただいた谷野隆三郎先生(東海大学教授、元日本形成外科学会理事長)から、胡蝶蘭を頂戴しました。
胡蝶蘭は色々見たことがありますが、ちょっと見たことがないくらい、大きくて立派な胡蝶蘭です。

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谷野先生は、形成外科医としても大変著名な先生ですが、加えて美容外科医としても長いキャリアを持ち、我々美容外科医の指導に携わって来られた先生です。私もフェイスリフトの手術を見学させていただいたり、手術の助手をさせていただいたりして、色々教えていただきました。
自分が美容外科学会の会長になった昨年の夏、まずはじめに特別講演を谷野先生にお願いしたいと思い、大変緊張しながら谷野先生のもとに講演のお願いに伺った時のことが、今では懐かしく思い出されます。

この度の学会は、何としても大勢の人に参加してもらいたいという思いで、多くの一流の美容外科医に講演を依頼しました。皆さん快く引き受けてくださり、そのおかげで、大勢の参加者に恵まれましたが、その中でも特別講演は一番の目玉です。
私が特別講演をお願いしたのは日本の形成外科、美容外科を代表する先生として、谷野隆三郎先生と高須克弥先生(高須クリニック院長)に講演をお願いしました。お二人とも、普段からお世話になっている先生です。

胡蝶蘭を囲んで、スタッフ全員で写真を撮りました。
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投稿者 gakkai : 19:57 | コメント (0)

2008年05月25日

学会のこと その2

今日は、先日主催した日本美容外科学会のことについて。その2です。
写真などたくさんあり過ぎて、何回かにわけないと無理なので、今回は、学会場の風景について写真でご案内したいと思います。

今回の学会は、お台場にある、グランパシフィックメリディアン というホテルの巨大宴会場で行いました。宴会場部分と前室部分をあわせて700坪超のスペースがあり、それ以外に宴会場外のホワイエ(通路)部分にもパーテーションを立てて、学会場のエリアとして使用しました。

こちらはホワイエ(通路)部分に設置した受付カウンターです。ここで手続きした人だけが学会場のエリアに入れます。
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こちらは、僕がかつて研修医の時代に勤務していた福島県立医科大学産婦人科の佐藤章教授から、お祝いに頂戴したお花です。恩師の佐藤先生に感謝申し上げます。
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学会場エリアは、2つの会議場と、1つの休憩会場、1つの展示会場、の4区画に別けました。写真は展示会場から休憩会場の入口を見たところです。
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展示会場には約60社の医療関連企業による、美容外科関連の展示会が行われました。
例えばレーザー機器とか、医療系のお化粧品とか、医薬品とか、手術器具とか、そういったものが展示されます。各企業が最新の主力商品を展示して、学会参加のドクターにアピールするのです。
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こちらは書籍コーナー。美容外科、形成外科、美容皮膚科などに関連した医学書が多数並べられます。僕も何冊か購入しました。
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こちらは休憩会場です。天井高が7~8mもある宴会場だったので、かなり開放的な空間でした。
休憩会場では会議で発表する演者がスライドを試写するコーナーを設置したり、無料のドリンク類のサービスをしたりしましたが、せっかく大勢人が集まる機会なので、ちょっとした企画展示会も行いました。
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まずは目に付くところとして、乗用車の展示。この日はメルセデスベンツを2台、ディーラーさんに用意してもらいました。
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それから絵画。フランスの人気画家である、カシニョールの原画(油彩)やリトグラフを30~40点、学会の日にあわせて画廊さんに集めていただき、個展のように展示会を開きました。オークションにも出品される数千万円クラスの絵画をたくさん展示していただきましたので、目の保養になったのではないかと思います。
このほか、インターネット関連企業の展示や、ワインの試飲販売会なども行われました。
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休憩会場にはピアノを設置して、プロのピアニストによる生演奏を行いました。いつもご指導いただいている日本美容外科学会誌編集委員長の赤松隆先生は、実はプロ級の腕前のピアニストでもあるのですが、赤松先生によるピアノ演奏もありました。
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続きはまた後日。

投稿者 gakkai : 00:41 | コメント (0)

2008年05月17日

学会のこと その1

5月11日に、無事、日本美容外科学会が終わりました。
会長に就任したのが昨年の7月で、あっというまの10ヶ月間でしたが、本当に色々な事がありました。
正直、つらいことのほうが多かったように思いますが、終わり良ければ全て良し、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。
ここ数ヶ月は学会の雑務に追われてブログの更新が不十分でしたので、これからは以前のようにこまめに更新できるようにがんばりたいと思います。
しばらくは学会ネタがありますから(笑)。

今日は、学会当日の打ち上げの様子をご紹介します。

今回の学会は、東京都港区のお台場(フジテレビや各種イベント遊興施設なんかが集まっているところで、観光客が多いエリアです。)にある、ホテルグランパシフィックメィディアンという大きなホテルで行いました。
大きな宴会場は近い1階に集まっており、学会はそのエリアで行われましたが、学会の予定内容が全て終了した後の、裏方スタッフの打ち上げは、眺めの良い最上階の宴会場を貸しきって行いました。がんばってくれたスタッフへの慰労ですからね。打ち上げの顔ぶれは、前回ブログでもご紹介した、十仁病院のスタッフで、現在は学会事務局の責任者である田口さん、それから当院のコンサル会社でもあり、学会では会場案内や懇親パーティーのプロデュースを担当していただいたメディカルイノベーションの保要さんはじめ皆様、それと学会HPの制作や当日のスライド進行でお世話になったエスエスファシリティーズの皆様、そして当院スタッフと私、私の妻です。
学会中や懇親会の最中はずっと緊張して仕事していましたから、打ち上げでは万事しラックスムードです。

言わずと知れた、レインボーブリッジです。打ち上げの部屋の窓からは、レンボーブリッジと東京タワーが綺麗に見えました。
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私と田口さんのツーショットです。田口さんが終始裏方に徹してくれたおかげで、学会が上手くいきました。
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メディカルイノベーションのスタッフさんです。特に保要さんの活躍で懇親パーティーも大成功しました。
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エスエスファシリティーズのスタッフと当院スタッフです。合コンみたいですね。
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当院スタッフです。
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スタッフ全員で集合写真
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今回の学会には、私の恩師である前福島県立医科大学学長の茂田先生ご夫妻を招待しました。スタッフ打ち上げと並行して、ホテルのスカイラウンジで茂田先生を囲んで母校の同級生(内科の大和田先生)や後輩(皮膚科の入交先生)も呼んで懇親2次会をやりました。
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投稿者 gakkai : 14:42 | コメント (0)

2008年05月14日

御礼

5月11日、第94回日本美容外科学会が、無事、大きなトラブルもなく、大盛会のうちに終了することができました。
正確な集計報告はまだですが、今回の学会では500名近い参加者があり、学会場もたくさんの人で溢れていました。
日本の美容外科の事情を申し上げますと、数十年前から日本美容外科学会という名称の団体が2つあり(十仁系美容外科学会と形成外科系美容外科学会)、意見の食い違いや歴史的な問題で、まだ一部の先生には未だ相容れない部分もあるようだと伺っております。私個人的には両方の学会の多くの先生とお付き合いがあり、また双方からご指導もいただいており、どちらにも素晴らしい人格と技術を持ったドクターが大勢いるのを知っているので、まだ互いのことをよく知らないだけで、もっと双方のことを分かり合えれば、新しい形でよりよい向上ができるのではないかと以前から思っていました。
今回私が会長を務めた美容外科の学会は十仁系の学会ですが、十仁系学会のドクターのみならず、普段よりお付き合いのある形成外科系の学会の先生にもご指導いただいて、約10ヶ月間、この会の準備を進めてまいりました。そしていざ蓋を開けてみれば、学会参加者の実に過半数が形成外科系の先生方でした。それだけ沢山の先生方に関心を持っていただけたのだと思うと、まさに感無量です。今回の学会にご参加いただいた全ての先生方、そしてその同伴者の皆様に、心から御礼申し上げたいと思います。
 さて今回の学会が盛り上がった一番の要因は、発表演題の中身にあると思っています。学術会議ですから、講演の質が最も重要なことは言うまでもありません。2つの学会の枠にとらわれず、美容医療の各分野の第1人者と思われる先生に、それぞれ直談判して講演やパネリスト、はたまた一般演題のご発表をお願いしましたが、その大半が私のようなものからも申し出にも真摯に耳を傾け、ご賛同いただき、講演をご快諾いただけました。ですから、大勢の参加者があったのは、ある意味、必然のことであったのだと思います。
 2番目の要因は、舞台裏のスタッフの活躍にあると思っています。学会の様々な企画は、色々な方の意見をお伺いして、最終的には私一人の決断で決めさせていただきましたが、当然のことながら私一人で実現できるものではありません。それを支えてくれるスタッフの存在が必須です。今回は、本当にスタッフが活躍してくれました。裏方の功労者の筆頭は、十仁病院所属で、長らく学会運営の事務方を仕切ってくれている田口順一郎さんです。彼なくしては、この学会は成立し得なかったと言っても過言ではありません。このほか当員のスタッフや、当院のコンサルをしてくれている会社のスタッフの皆さんや、十仁病院から手伝いに来てくれたスタッフ、この学会HPを無償で制作してくださったエスエスファシィティーズの若き男性スタッフ5人衆。会場設営、受付業務や司会、音響映像を担当してくださった各企業様。ホテルの担当者様。皆さんのお陰で、この学会を成功させることができました。本当に、本当に有難うございました。また、今回の学会に協賛をいただきました、数多くの企業様にも、厚く御礼申し上げます。
 今回の残務整理をしたら、私は学会長の役目を終えますが、今後も学会がより良い方向に向かい、医師の意識やスキルが向上し、結果的に日本の美容医療がますます充実して患者様のメリットにつながるよう、微力ながら尽力したいと思っています。

投稿者 gakkai : 15:59 | コメント (0)